もしかして口臭?口臭の原因と対策を知って自信を取り戻す|福山市御幸町の歯医者「門井歯科医院」

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もしかして口臭?口臭の原因と対策を知って自信を取り戻す

2025/06/09

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もしかして口臭?口臭の原因と対策を知って自信を取り戻す


朝起きたとき、ふと自分のお口のにおいが気になったことはありませんか?
あるいは、誰かと会話しているときに「もしかして、私のお口、臭ってる?」と不安になったことがある人もいるかもしれません。

口臭はとてもデリケートな悩みで、人に相談しづらく、つい一人で抱え込んでしまいがち。
でも、実は多くの人が一度は悩むことのある、とても身近な問題です。
この記事では、口臭の原因やタイプ、そして今日からできる対策について、やさしく丁寧にお伝えしていきます。


そもそも「口臭」ってなに?


口臭とは、呼気(吐く息)から発せられる不快なにおいのことを指します。
多くの場合、自分では気づきにくいのが特徴です。
なぜなら、鼻が自分のにおいに慣れてしまっているから。
気になるときほど、人に聞くのも難しくて、ますます不安になる…。
そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。

でも安心してください。
口臭は「仕方のないこと」ではありません
正しく原因を知って、しっかり対策をすれば、改善することができるのです。

口臭の主な原因は大きく分けて3つ

1. お口の中のトラブル

もっとも多い原因は、口の中にあります。
口臭の原因の9割はお口の中が原因です。
具体的には、以下のようなことが挙げられます。

•歯垢(プラーク)や歯石の蓄積
•歯周病や虫歯
•舌苔
•唾液の分泌不足による口の乾き

特に「舌苔(ぜったい)」は見落とされやすいポイントです。
舌の表面に白や黄色っぽい付着物がついていれば、それがにおいの元となっている可能性があります。


2. 食べ物や生活習慣の影響

にんにくやネギ、アルコールなど、においの強い食べ物を摂った後は、誰でも口臭が強くなります。
また、タバコやコーヒーも、息のにおいに影響します。

さらに、寝不足やストレス、朝食を抜く習慣なども、唾液の分泌を減らし、口の中を乾燥させてしまいます。
唾液には自浄作用があるので、量が減ると口臭が出やすくなるのです。


3. 体の病気が関係しているケースも

まれに、口臭が内臓の病気のサインであることもあります。たとえば…
•糖尿病(甘いようなにおい)
•胃腸の不調(すっぱいにおい)
•鼻や喉の病気(膿のようなにおい)

こういった場合は、歯磨きをしても口臭が改善しにくいため、医療機関での受診が必要になります。

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すぐにできる口臭対策


気になる口臭を改善するために、今日からできることをいくつかご紹介します。

正しい歯磨きを習慣に

歯と歯の間、歯と歯ぐきの間は磨き残しが溜まりやすい場所。
歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと効果的です。
1日2回以上、丁寧に磨くことを心がけましょう。


舌のケアも忘れずに

舌専用のブラシやスプーンを使って、やさしく舌の表面をなでるように掃除しましょう。
ただし、強くこすりすぎると傷つけてしまうので注意が必要です。
ポイントは
①1日1回(朝がベスト)
②奥から手前のブラシを動かす(往復せず、奥に舌苔を送り込まない)
③ブラシの圧は優しく(舌専用のブラシがベスト)


こまめに水分補給を

乾いた口の中では、細菌が増えやすくなります。こまめな水分補給で唾液の分泌を促しましょう。緑茶やウーロン茶は殺菌作用があると言われていますが、利尿作用もあるので水分補給にはやや不向きです。


キシリトールガムを活用

ガムを噛むことで唾液の分泌が促進されます。
特に「キシリトール入り」のガムは、虫歯予防にも効果があるのでおすすめです。


定期的な歯科検診

歯医者さんは「歯が痛くなってから行くところ」ではありません。
3〜6ヶ月に一度、お口の中をチェックしてもらうことで、口臭の原因となるトラブルを未然に防ぐことができます。

心のケアも大切に


口臭を気にしすぎて、他人との距離を取ってしまったり、自分に自信をなくしてしまったりする人も少なくありません。
でも、必要以上に怖がる必要はありません。
むしろ、気づいたタイミングこそが、自分をいたわるチャンスです。

「自分を大切にする」というのは、外見だけでなく、こうした内側からのケアも含まれています。
口臭ケアは、自分自身と向き合うきっかけになるのかもしれません。

まとめ

少しの意識で、自信は取り戻せる

口臭は誰にでも起こりうる、ありふれた問題です。でも、放っておくと、対人関係や自信にも影響してしまいます。
だからこそ、正しい知識と毎日のちょっとした習慣がとても大切。

今日からできることを少しずつ取り入れて、あなた本来の笑顔と自信を取り戻していきましょう。

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爽やかな朝を爽やかな吐息で迎えよう。
門井歯科医院でした〜

この記事の著作者

グループ 1

医師 門井 一眞

2016年 九州歯科大学卒業
2016年 九州歯科大学附属病院 口腔内科 所属
2017年 茨城県某医療法人 勤務
2021年 門井歯科医勤務
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