着色を防ぐには飲み方がカギ?今すぐできる3つの工夫
2025/08/01
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着色を防ぐには飲み方がカギ?今すぐできる3つの工夫
毎日飲んでいるコーヒーや紅茶、赤ワイン。
これらが歯に色素を残すと聞くと、「好きだけど控えたほうがいいのかな…」と迷うこともありますよね。
でも、飲み物を完全に我慢する必要はありません。
実は、飲み方を少し工夫するだけで、歯への着色はぐんと抑えられるんです。
今回は、歯の着色が気になる人に向けて、「今すぐできる3つの飲み方の工夫」と、それに関連する予防法を優しく解説します。
トピックは以下の4つです。
1. なぜ飲み物で歯が着色するのか?
2. ストローで飲むと着色が防げる理由
3. 飲んだあとの“ひと手間”が未来の白さを守る
4. 習慣化すれば変わる、飲み方+ケアの組み合わせ
1. なぜ飲み物で歯が着色するのか?
まず、着色を防ぐためには「なぜ着色するのか」を知っておく必要があります。
コーヒーや紅茶、赤ワインなどに含まれている「ポリフェノール」「タンニン」などの成分は、歯の表面にある**ペリクル(薄いたんぱく質の膜)**と結びつきやすく、そこに色素が沈着することで「ステイン」と呼ばれる着色汚れになります。
このステインは毎日の積み重ねによって徐々に濃くなり、気づいたときには歯全体がくすんだ印象に。
特に、飲む頻度が高い人や、飲んだあとにそのまま放置する習慣がある人ほど、着色しやすい傾向があります。
ただし、これらの飲み物すべてを避ける必要はありません。
着色しにくい飲み方を心がけるだけでも十分に違いが出ます。
2. ストローで飲むと着色が防げる理由
1つ目の工夫は、着色しやすい飲み物をストローで飲むことです。
とてもシンプルですが、意外と効果的。
理由は、ストローを使うことで、飲み物が歯の表面に触れる量を減らすことができるからです。
特に前歯の表側は、笑ったときにもっとも目立つ場所。
ここに色素がたまりやすいため、ストローを使って直接触れないようにすることで、美しさを保ちやすくなります。
ただし、温かい飲み物にストローを使うのは難しいので、アイスコーヒーやアイスティー、冷たい赤ワインなどでの活用がおすすめです。
習慣化すれば意識せずにできるようになるので、まずは外出時やカフェでの1杯から試してみると良いかもしれません。
3. 飲んだあとの“ひと手間”が未来の白さを守る
2つ目の工夫は、飲んだあとすぐに水で口をゆすぐこと。
これも非常に効果があります。
ステインの原因となる色素は、飲んだ直後が一番付着しやすいタイミング。
このときにサッと水で口をすすぐだけで、歯に残る色素の量を大きく減らすことができます。
また、ガムを噛むことでも唾液の分泌が促され、自然な洗浄効果が期待できます。
外出先で水がない場合には、無糖ガムを使うのもひとつの方法です。
ほんの10秒の手間で、着色の蓄積を防げると考えれば、試してみる価値はありますよね。
4. 習慣化すれば変わる、飲み方+ケアの組み合わせ
3つ目の工夫は、夜のケアを丁寧にすることです。
どれだけ飲み方に気をつけても、1日の終わりにきちんと磨き残しを落とせなければ、少しずつステインは残っていきます。
特に重要なのが「就寝前の歯磨き」。
寝ている間は唾液の量が減るため、色素や磨き残しが歯に残りやすくなります。
1日の終わりに丁寧にブラッシングすることで、着色の蓄積を防ぎ、清潔な状態を保つことができます。
加えて、週に1〜2回はステイン除去に特化した歯磨き粉を使うのもおすすめ。
研磨剤が強すぎるものは避け、低刺激で優しく汚れを落とせるタイプを選ぶのがポイントです。
そして3ヶ月〜半年に1回は、歯科医院でのクリーニングも視野に入れておくと、より安心です。
おわりに
「着色が気になるから飲まない方がいいのかな」
そう思うことがあっても、飲み物は日常の楽しみのひとつ。
無理にやめるよりも、うまく付き合っていく工夫をすることのほうが、続けやすくて現実的です。
ストローで飲む、水でゆすぐ、夜に丁寧なケアをする。
どれもすぐに始められることばかりです。
大切なのは、「飲んだあとの意識」と「積み重ね」。
ほんの少しの違いが、1年後、3年後の歯の印象を大きく変えてくれるかもしれません。
白い歯は、清潔感や若々しさを演出してくれる、何よりの“自然な魅力”。
今日からできる一歩、ぜひ試してみてください。
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