銀歯からセラミックへ!セラミック治療のメリット・デメリット|福山市御幸町の歯医者「門井歯科医院」

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銀歯からセラミックへ!セラミック治療のメリット・デメリット

2025/05/24

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銀歯からセラミックへ!セラミック治療のメリット・デメリット


歯の治療で「銀歯」にするか「セラミック」にするか、一度は迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。
保険が使える銀歯は費用面で安心ですが、見た目や機能性の面では不安もあります。
一方で、白くて自然な見た目のセラミックは、審美性(見た目)が高いことで人気ですが、気になるのはやはり費用と耐久性です。

今回は、銀歯とセラミックの違いや、セラミック治療を選ぶメリット・デメリットを丁寧に解説していきます。
歯の健康と見た目、そしてこれからの自分の生活にとって、どんな選択がベストなのかを考えるきっかけになればと思います。


銀歯とセラミック、何が違う?


まずは基本的な違いから確認しておきましょう。

銀歯(正式には金銀パラジウム合金などの金属素材を使用した被せ物)は、保険適用内で作製できるため、費用を抑えられるのが最大のメリットです。
一方で、金属特有の色味があるため、口を開けたときに目立ちやすく、近年では見た目を気にする方から敬遠されがちです。

セラミックは、白く自然な歯の色に近いため、見た目がとても美しい素材です。
また、金属を使っていないため、金属アレルギーの心配がなく、経年劣化による変色も起きにくいという特徴があります。
保険適用外のケースが多いため、自費治療となり、費用が高めになる点がネックです。



セラミック治療のメリット


では、セラミックにすることで得られるメリットを具体的に見ていきましょう。

1. 見た目が自然で美しい
セラミックの最大の魅力は、何と言ってもその審美性です。
色調や透明感を天然の歯に限りなく近づけることができるため、「治療したとわからない」仕上がりが実現します。
特に前歯など、目につきやすい箇所の治療では大きな強みになります。

2. 金属アレルギーのリスクがない
セラミックは非金属素材のため、金属アレルギーのある方でも安心して使用できます。
長年銀歯を使っていて、口腔内や体調に違和感を感じていた方が、セラミックに替えたことで症状が改善したというケースもあります。

3. 長期的に見た費用対効果
セラミックは変色しにくく、摩耗にも強いため、適切にケアすれば10年以上使い続けることができます。
結果的に再治療の頻度が減り、長期的にはコストパフォーマンスが良くなることも少なくありません。

4. 歯ぐきとのなじみが良い
銀歯は時間が経つと歯ぐきの黒ずみや炎症の原因になることがありますが、セラミックは生体親和性が高いため、歯ぐきへの負担が少なく、健康的な状態を保ちやすいのも利点です。

5. プラークが付きにくい
セラミックはプラークが付きにくいので、虫歯にもなりにくいのが特徴です。


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セラミック治療のデメリット

もちろん、良いことばかりではありません。セラミックにもいくつか注意点があります。

1. 自費診療のため費用が高い
セラミックの最大のデメリットは、保険適用外であることが多く、1本あたりの費用が5万円〜15万円ほどになることです。
医院や部位、使うセラミックの種類によっても異なります。

2. 割れるリスクがゼロではない
セラミックは硬い反面、衝撃にはやや弱く、強い力が加わると欠けたり割れたりすることがあります。
特に、歯ぎしりや食いしばりのある方は、ナイトガードなどの併用が勧められることがあります。

3. 保険が使えない部位がある
保険診療内でセラミックを使える範囲は限定的です。
奥歯や詰め物などの場合、自費での対応になることがほとんどですので、事前にしっかり確認することが大切です。

セラミック治療はどんな人におすすめ?


次のような方には、セラミック治療が特におすすめです。

・見た目を自然にしたい人
・金属アレルギーが気になる人
・長く使える素材を選びたい人
・人前で話す・笑う機会が多い人
・治療を何度も繰り返したくない人

一方で、「今は予算が限られている」「歯ぎしりがひどい」といった方は、まずは銀歯で対応し、将来的にセラミックへ移行するという選択もアリです。大切なのは、ライフスタイルと価値観に合った選択をすることです。

まとめ:見た目だけでなく、将来を見据えた選択を

セラミック治療は、単に「白くてきれいな歯を手に入れる」だけでなく、体への優しさや長期的なコスト、将来のメンテナンスのしやすさなど、さまざまな側面からメリットがあります。
もちろん、費用や破損リスクなどのデメリットも存在しますが、それらを理解したうえで選ぶことで、より納得のいく治療ができるはずです。

歯は一生のパートナーです。
今の自分にとって最適な方法を選ぶために、ぜひ歯科医師と相談しながら、自分にぴったりの選択を見つけてください。


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いつまでもあなたの歯で最高の笑顔を
門井歯科医院でした〜

この記事の著作者

グループ 1

医師 門井 一眞

2016年 九州歯科大学卒業
2016年 九州歯科大学附属病院 口腔内科 所属
2017年 茨城県某医療法人 勤務
2021年 門井歯科医勤務
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