歯を失ってしまった時の選択肢:ブリッジ、入れ歯、インプラントの比較|福山市御幸町の歯医者「門井歯科医院」

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歯を失ってしまった時の選択肢:ブリッジ、入れ歯、インプラントの比較

2025/11/29

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歯を失ってしまった時の選択肢:ブリッジ、入れ歯、インプラントの比較

虫歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまったとき、多くの人が悩むのが「どんな治療法を選ぶか」ということです。
歯が1本なくなるだけでも、見た目だけでなく噛み合わせや発音、さらには顎の骨の健康にも影響が出てしまいます。

現在の歯科医療では、主に「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」という3つの方法で歯を補うことができます。
それぞれに特徴があり、生活スタイルや口の状態によって向き不向きがあるため、違いを理解しておくことが大切です。

ブリッジ:両隣の歯を支えにして固定する方法

ブリッジは、失った歯の両側の歯を削って土台にし、その上に橋のように人工の歯をかける治療です。
比較的ポピュラーで、1〜2本程度の歯を失ったケースに向いています。

ブリッジの良い点は、固定式のため違和感が少なくしっかり噛めることです。
治療期間も短く、2〜3回の通院で完成することが多いのもメリットです。
また、保険が適用される場合も多く、費用を抑えて見た目や機能を回復できるのも魅力です。

一方でデメリットもあります。
両隣の健康な歯を削らなければならず、その歯に大きな負担がかかります。
支えになる歯が虫歯や歯周病になってしまうと、ブリッジ全体を作り直す必要が出てくることもあります。

「短期間でしっかり噛みたいけれど、削ることに抵抗がある」という方は、次に紹介する他の方法も検討すると良いでしょう。

入れ歯:幅広い症例に対応できる取り外し式の治療

入れ歯(義歯)は、歯ぐきの上に人工の歯をのせて使用する取り外し式の補綴物です。
部分的に歯を補う「部分入れ歯」と、全ての歯を失ったときの「総入れ歯」があります。

入れ歯のメリットは、ほとんどのケースに対応できること。
外科手術が不要で、身体への負担が少なく、比較的短期間で作ることができます。
費用も3つの中では最も安く、保険適用で作ることができるのも大きな利点です。

ただし、使用感に慣れるまで時間がかかることがあります。
食事中に動いてしまったり、発音に違和感を感じたりする人もいます。
また、噛む力は天然の歯の3割ほどに落ちるといわれており、硬いものを噛みにくく感じることもあります。

見た目の面でも、金属のバネが目立つことがあるため、審美性を重視する人には気になるかもしれません。
ただし、最近は見た目が自然な「ノンクラスプデンチャー」などの選択肢も増えています。

インプラント:骨に固定して「自分の歯」に近い感覚で噛める治療

インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。
失った部分だけを補い、両隣の歯を削る必要がないため、他の歯に負担をかけずに済みます。

最大の特徴は、天然の歯とほとんど同じ感覚で噛めること。
噛む力もほぼ100%に近く、食事の制限もほとんどありません
見た目も非常に自然で、口を開けても治療したことがわからないほどです。

ただし、外科手術が必要であり、治療期間が長い点がデメリットです。
骨とインプラントがしっかり結合するまで数か月かかるため、全体で3〜6か月ほどの時間が必要です。
費用も自費治療となるため、1本あたり30万〜50万円ほどかかるのが一般的です。

また、顎の骨の量が不足している場合や、全身の健康状態によっては適応できないケースもあります。

3つの方法をわかりやすく比べると

ブリッジは「短期間でしっかり噛みたい人」に向いていますが、健康な歯を削る必要があります。
入れ歯は「費用を抑えたい人」や「外科手術を避けたい人」に向いていますが、使用感や見た目で不満が出ることもあります。
インプラントは「自然な見た目と噛み心地を重視する人」に最適ですが、治療期間と費用が大きなハードルになります。

また、耐久性にも差があります。
入れ歯とブリッジは5〜7年ほどで作り替えが必要になることが多いのに対し、インプラントは適切にケアを行えば10〜20年以上長持ちします。

どの治療が最適かは、年齢やお口の状態、生活スタイルによって異なります。
たとえば、若い世代で1本だけ歯を失った場合は、インプラントのメリットが大きいことが多いです。
一方で、複数の歯を失った高齢の方や、手術に不安がある方には入れ歯が現実的な選択になることもあります。

ブリッジ・入れ歯・インプラントのいずれも、正しいケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。
歯科医と相談しながら、自分の口の状態と希望に合った治療法を選ぶことが大切です。

まとめ

歯を失ったときの主な治療法は「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3つです。
それぞれに特徴があり、次のように整理できます。

•ブリッジ:短期間で自然な仕上がりだが、健康な歯を削る必要がある

•入れ歯:安価で体への負担が少ないが、違和感が出やすい

•インプラント:見た目も機能も最も自然だが、費用と期間がかかる

どの方法にもメリットとデメリットがあり、「誰にでもこれが最適」という答えはありません。
自分の体とライフスタイルに合った選択をすることで、快適に噛める生活を長く維持することができます。

歯を失ったままにせず、早めに歯科医院で相談することが、口の健康を守る第一歩です。
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あなたのお口です。
しっかりと一緒に考えていきましょう。
門井歯科医院でした〜

この記事の著作者

グループ 1

医師 門井 一眞

2016年 九州歯科大学卒業
2016年 九州歯科大学附属病院 口腔内科 所属
2017年 茨城県某医療法人 勤務
2021年 門井歯科医勤務
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