マウスピース矯正のあれこれ|福山市御幸町の歯医者「門井歯科医院」

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マウスピース矯正のあれこれ

2023/09/13

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マウスピース矯正って?

マウスピース矯正(製品名:インビザライン)

ワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型の装置で歯を動かす矯正方法のことです。

目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。

・人と会ったり話す機会が多い仕事の方

・他人に気づかれずに歯列矯正を行いたい

上記のような方などマウスピース矯正は、社会人の方や年配の方でも負担の少ない矯正方法と言えます。

パッケージの違い

当院のマウスピース矯正はインビザラインというものを使用しております。
そしてインビザラインにはアライナー(マウスピース)の枚数によって保証期間や費用が変わってきます。
今回はその部分をメインに紹介します。

パッケージは全部で4つあります。
また治療の頻度の回数は12ヶ月に1度です。

・Expressパッケージ
・Liteパッケージ
・Moderateパッケージ
・Comprehensiveパッケージ

では一つずつ紹介していきます。

・Expressパッケージ

以前矯正していたが後戻りをしてしまった患者さんの後戻りを改善するパッケージです

こちらに関しては枚数に関しては上限7枚となっております。


マウスピースの費用として350,000 taxかかります。

*1〜2ヶ月の調整料は別途かかります


治療期間目安

13ヶ月


・インビザラインLiteパッケージ

歯の移動が比較的少ない患者さんのパッケージです。

こちらに関しては枚数に関しては上限14枚となっております。


保証期間は1年で、追加でアライナーを注文できるのは1回までとなっております。

マウスピースの費用として500,000 taxかかります。

*1〜2ヶ月の調整料は別途かかります


治療期間目安

36ヶ月


・インビザラインModerateパッケージ

歯の移動が中等度の患者さんのパッケージです。

歯の移動が比較的少ない患者さんのパッケージです。

こちらに関しては枚数に関しては上限26枚となっております。


保証期間は2年で、追加でアライナーを注文できるのは2回までとなっております。

マウスピースの費用として700,000 taxかかります。

*1〜2ヶ月の調整料は別途かかります


治療期間目安

6ヶ月〜1年半


・インビザラインComprehensiveパッケージ

歯の移動量など、多くの症例に対応できます。

歯の移動が比較的少ない患者さんのパッケージです。


こちらに関しては枚数に関しては上限99枚となっております。

保証期間は5年で、保証期間であれば何度でも追加でアライナーを注文できます。


マウスピースの費用として800,000 taxかかります。

*1〜2ヶ月の調整料は別途かかります


このComprehensiveパッケージは、使用するマウスピース型の矯正装置(アライナー)の枚数に制限がないことが大きな特徴です。

このパッケージでは歯牙移動の制限などがなく、前歯から奥歯まですべての歯を移動させることができます。

奥歯の移動ができるということは噛み合わせや歯の前後的な関係も治療することができます。
通常は50個以内のマウスピースで治療が終了することが多いですが、場合によっては、50個以上のマウスピースの数になってしまうことがあります。

症例にもよりますが、2〜3年程度治療期間がかかることがほとんどです。
追加アライナーは5年間であれば無制限に発注することができるので大きな移動が終わった後、細かい治療まで思う存分行うことができます。


治療期間目安

6ヶ月〜3

よくある質問

Q1

1日何時間マウスピースをつけなければいけないのですか?


A

20時間以上を推奨しています


Q2

マウスピースをつけたまま飲食はできますか?


A

水以外を摂取する時は必ず外すようにしてください


Q3

マウスピース矯正のメリット、デメリットは?


A

メリット

装置が目立たない

取り外しができる

違和感が少ない

ワイヤー矯正と比べると痛みが少ない

同時にホワイトニングができる

などがあげられます。


デメリット

マウスピースの装着時間を守らないと矯正期間が長引く

食事の際に着脱するのがめんどくさい

などがあげられます。


Q4

マウスピース矯正をしている間は話しにくくなりますか?


A

通常は問題なく会話することができます。

矯正を始めた直後は、マウスピースの装着に少し慣れていただく必要があります。 


Q5

まだ10代ですが、マウスピース矯正は可能ですか?


A

当院のマウスピース矯正(インビザライン)には、10代に対応した機能が組み込まれています。

インビザラインは、歯の生え変わりや顎の発達など大きな変化がある10代(中高生)の課題に対応した新しいマウスピース矯正システムです。 

マウスピース型の矯正装置で治療が可能かどうかは、歯並びの状態や、マウスピースを決められた時間装着できるか等によりますので、まずは気軽にご相談下さい。

マウスピース矯正の注意事項

治療開始前の注意事項

長時間マウスピースを装着するため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
歯科医師や歯科衛生士よりブラッシング指導を受け、丁寧に歯磨きをする習慣を身につけましょう。
歯科医院での、歯のクリーニングやフッ素塗布などのケアも効果的です。

基本的には、矯正治療中にむし歯や歯周病の治療はできません。
矯正前にこれらの治療をしっかり終わらせる必要があります。

治療開始後の注意事項

矯正治療終了後、矯正箇所が元に戻る場合があります。

矯正治療終了して数カ月~数年経つと、噛み合わせが悪くなる可能性があります。
歯を動かして歯並びを改善する「動的治療」を終えても、まだ歯が元の位置に戻ろうとする力がはたらくため、一定期間動かした歯を正しい位置にとどめておく必要があります。

歯の位置が安定するまでの期間は個人差があるので、治療後も歯科医師の指示を守ってください。

その他の副作用、リスク

矯正治療は、治療の経過および治療後の見た目に個人差が大きく現れるのが特徴です。
また、歯科医師との見解の相違が起こる場合もあるので、歯科医師としっかり話し合うようにしてください。

患者さんによっては、矯正治療が強いストレスとなる場合があります。

矯正治療中に装置によってお口の中が傷つく可能性があります。
また頭痛・首や肩のこり・吐き気・不眠・強い倦怠感などの症状が生じる場合があります。

マウスピースの装着時間が守れないと治療が計画通り進まない場合があります。
マウスピースは、歯科医師の指示にそって装着しましょう。

マウスピースは就寝時も装着しておく必要があるため、強い歯ぎしりの癖があると、マウスピースが割れてしまうことがあります。
また、日常的に歯を食いしばる癖がある人も、同じリスクがあります。

患者さんによっては、矯正治療が強いストレスとなる場合があります。

矯正治療では、歯肉が下がったり(歯肉退縮)、歯の根が短くなる(歯根吸収)が起こる場合がございます。

歯が移動する際に痛みが生じることもあります。
また矯正装置を装着した直後は、痛みが生じる場合がありますが、大半は数日でおさまります。

装置を装着している間、発音しづらかったりする場合がありますが、通常、数カ月で慣れます。

10
一時的に固いものが噛めなくなることがあります。

11
冷たいものを飲んだ時にしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります。
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長々と読んでいただきありがとうございます。
気になる方は気軽にご相談ください。
門井歯科医院でした〜

この記事の著作者

グループ 1

医師 門井 一眞

2016年 九州歯科大学卒業
2016年 九州歯科大学附属病院 口腔内科 所属
2017年 茨城県某医療法人 勤務
2021年 門井歯科医勤務
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